京都福祉サービス協会

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HAPPY PLANNINGまちをつくるしごと

コミュニティー作り

地域全体で認知症にやさしいまちづくりを目指す

つながり隊

他の事業所や各種団体にも働き掛けて、地域全体の取り組みに

高齢者福祉施設久我の杜では、「認知症にやさしいまちづくり」をテーマに、普及啓発活動や居場所づくり活動などの取り組みを行っています。

そのために実働部隊として、施設内に「つながり隊」という組織を結成しました。各部署横断のメンバーで構成される「つながり隊」では、地域住民向けのセミナーや、カフェや映画上映会などの居場所づくり活動を実施しています。

しかし、このような活動は自施設だけで取り組んでいても広がりがありません。他の事業所や各種団体にも働き掛けて、地域全体の取り組みとすることが重要だと考えています。

その一環として、地域住民を中心に組織される「久我・久我の杜・羽束師地域まちづくり協議会」の中に「高齢者と地域を考える部会」を立ち上げ、地域の方々と一緒に協議を重ねています。

地域の取り組みとして根付かせるために

認知症あんしんサポーター養成講座地域全体の取り組みということで言えば、例えば、久我の杜小学校の3年生に対して毎年行っている認知症あんしんサポーター養成講座は、もともと当施設の職員で実施していたものですが、今では周辺地域にある、デイサービス、デイケアなど通所系サービス事業所の集まりである「かよいの会」にお願いしています。

他事業所の職員の方々に経験を積んでいただくことによって、後日の自発的な講座の開催に繋がり、結果的に久我の杜圏域の認知症あんしんサポーター養成講座の受講者数は、この6年間で1,000人を超えました。

また、かつては当施設だけだった居場所づくり活動についても、今では様々な事業所で、体操教室や茶話会などが開催されるようになりました。地域住民主体のサロンや茶話会も充実してきています。

様々な主体が行っているこれらの活動内容を共有し、同じ方向に向かっていることを確認するために、年2回「認知症にやさしいまちづくりネットワーク会議」を開催しています。介護保険事業者や地域住民だけでなく、医師、警察、消防など地域に関わる様々な方と一緒に、「認知症にやさしいまちづくり」のために日々取り組んでいるところです。

主な活動一覧