京都福祉サービス協会

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HAPPY PLANNINGまちをつくるしごと

笑顔とやすらぎの家おがわ

そうだ おがわ、行こう ~施設をいつでも安心して立ち寄れる場所に~

子どもたちが安心できる選択肢の一つに

 「地域の子どもたちが、安心して立ち寄れる場所を増やしたい」。そんな地域の方々との会議でのひと言から、笑顔とやすらぎの家おがわ(正式、小規模多機能型居宅介護事業所小川/京都市上京区)で新たな取り組みがスタートしました。

 新型コロナウイルスの流行が落ち着き始めた頃、私たちは、地域と事業所とのつながりを改めて考えていました。そんなとき、会議で地域のみなさんの声をきいて、「私たちが“安心して立ち寄れる場所”の一つになれるかもしれない」と考えました。そこで企画したのが、「GO!KIDS!」というイベントです。

 キラキラボトルづくりや駄菓子屋さんなど、子どもたちと保護者、利用者のみなさんが一緒に楽しめる内容を用意。当日、初めて事業所を訪れる子どもたちは緊張しながらも目を輝かせ、職員と一緒に施設内を探検する姿も見られました。イベントで顔見知りになった子どもたちや保護者の方とは、挨拶を交わしたり、道ばたで立ち話をすることも増えました。

 なかには、「実は、家族の介護のことで…」と相談されることもあります。誰に相談したらいいのか分からないとき、「とりあえず、おがわに行って話してみよう」と思ってもらえる存在になれるとうれしいなと思っています。

 いつでも「こんにちは!」と気軽に入ってきてもらえる雰囲気を大切にしながら、地域の方と一緒に、このまちで生活していきたいと思います。

イベントや行事をきっかけに、気軽に立ち寄れる場所へ

 おがわでは、季節ならではの行事も大切にしています。

 たとえば夏には、地域の地蔵盆にあわせて夏まつりを開催しています。屋台やゲームコーナーが並び、利用者さんと地域の子どもたちが一緒になって楽しみます。ゲームを一緒に行ったり、景品を見せ合って盛りあがったり、屋台の○○を笑顔で頬張ったり。毎年の恒例にしていきたいなと思っています。 

 冬には、餅つきも行っています。昨年も雪が舞うなか、子どもたちがお餅をつき、ぜんざいづくりも手伝ってくれました。通りがかりのご近所の高齢の方が、飛び入りで参加されることもあります。

 こういったイベント・行事を通じて、事業所の地域における役割も、もっとみなさんに知ってもらえたらと思っています。これからは、子どもだけでなく、よりさまざまな世代が関われるような催しも計画中です。
  地域の人が「そうだ」と気軽に立ち寄れるような、ひらかれた事業所を目指して、おがわのチャレンジは続いていきます。

主な活動一覧