理事長メッセージ
- HOME
- 京都福祉サービス協会について
- 理事長メッセージ
法人ビジョンを策定しました

このたび2025年10月1日付で『法人ビジョン』を策定リリースしました。
VISION … 京都の日々を、あたためる
MISSION … 場をつくり、つながりを編む
VALUE … らしさに、向きあい続ける
本法人は、2019年4月に京都市の外郭団体から自律し、2023年4月にはそれまで独自運営であったタテ割り3部門の組織を再編統合し“一体化”しましたが、新たな組織として歩み出すのに法人の将来像・指針(ビジョン)の策定が必要となりました。
そこで、2024年4月から『2030VISIONプロジェクト』を立ち上げ、幹部職員だけでなく、一般職員も“対話”重視のプログラムを取り入れ議論に巻き込み、今後予測される社会環境の変化、法制度や他法人の動向も視野に入れながら協議を重ね、1年半のプロセスを経て「法人ビジョン」を完成させました。
具体的には、ビジョン(法人の目標)は『京都の日々を、あたためる』となりました。これは、職員対話で交わされた意見、これからの思い等も込められた内容になっています。これから法人がめざすべき方向性「京都という歴史ある地域、人々の日々のくらしや思いに向きあい、笑顔あふれる社会の実現をめざす」ことを誓う内容になっています。法人の歴史経過、過去の諸先輩の積み上げてきた経験・実践の集約・評価でもあり、過去からの組織価値のエッセンスをも引き継いでいると思います。また、ミッション(社会的使命)は『場をつくり、つながりを編む』、バリュー(行動指針)は『らしさに、向きあい続ける』となり、いずれも法人・職員の主体的な行動を促す文言(フレーズ)としました。
『京都の日々を、あたためる』により、本法人はこれまで以上に社会福祉法人として進化し、組織としてプロの深化をめざします。今回策定された一連の「ビジョン=ミッション=バリュー」は、これからの法人組織の可能性が拡がることがイメージできます。職員が生き生きとやりがいをもってチャレンジする姿や、職員が仲間同士で仲良く、楽しそうにわくわくして業務に励む姿が想像できると思います。
これから本法人は、この新たなビジョンのもと、法人職員一人ひとりが現場実践を積み重ねることで、新たな「社会福祉法人 京都福祉サービス協会」の組織風土・文化がより良く育まれ、この法人に所属していることに誇りと喜びを感じられるよう、これから日々邁進していきたいと思います。
宮路 博(みやじ ひろし)