青空が広がる7月初旬、久我の杜ケアハウスでは、今年も七夕の飾り付けが始まりました。
施設の西側で丁寧に育てられた青々とした笹を使用しています。
色とりどりの折り紙で作られた華やかな飾りが付けられ、入居者の皆様の手によって彩られています。
ひとつひとつに温もりが感じられる作品ばかりで、見ているだけで優しい気持ちになります。
　　　　　　　　　　　　　　　

短冊には、それぞれの願いが込められています。健康への願い、大切な人の幸せ、ちょっとした夢や希望……
願いを文字にすることで、誰かを想う気持ちがより一層感じられます。
　　　　　　　　　　　

中でも、飾り付けを一緒に行ってくださったお二人は、とても仲が良く日頃からお互いを気遣い、助け合いながら笑顔の絶えない毎日を過ごされています。折り紙を折る手つきや短冊を吊るす姿にも、穏やかで温かい時間が流れていて、見ている職員もつい微笑んでしまいました。
　　　　

七夕を通じて、生き生きとした表情や会話の中に、日常の幸せがちりばめられていることを改めて感じました。
願いが天に届き、皆様の笑顔がこれからも続いていきますように。