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高齢者の防災対策
2025/09/24
スマイルBlog
1923年(大正12年)9月1日に関東大震災が発生したことに由来して
9月1日は「防災の日」、9月は「防災月間」とされています。
猛暑日が60日以上も続いた過酷な夏を何とか乗り切り、
これからの季節は、台風・豪雨も心配。
地震もいつ起こるか予測できません。
度々の自然災害で、防災意識は高まりつつあるようですが、
ここでは改めて、要配慮者とされる高齢者に必要な災害対策をまとめてみました。
常用の薬が足りなくなったとき、災害時はお薬手帳があれば、
お薬をもらうことが可能になります。
杖やおむつは、普段は必要がなくても災害が原因でケガなどを
してしまう可能性もあり、用意しておくと安心です。
ただ、これらの対策や準備を高齢者ご自身で整えるのは難しいことです。
家族、地域の人々が協力して、何が必要か、どう動くのか、
どこへ連絡するのか、事前に話し合っておくことが必要です。
また、災害発生時の避難行動に特に支援が必要な方を登録した
「避難行動要支援者名簿」によって、日ごろの見守りや
災害時の避難支援を行う制度もあるので、各自治体へ相談してみてください。
災害時、高齢者が孤立しないよう、地域ぐるみで助け合えるといいですね。
ご自宅の状況をよく知る私たち訪問看護師も、もしもの時に備え、
ご本人の不安をすこしでも解消できるようお手伝いをしていきたいと思います。