介護の知識
「持ち上げない移動・移乗介助」 その3 2人介助でトランスファーボードを使う
「持ち上げない移動・移乗介助」 その3は、2人介助でトランスファーボードを使い、安全・安心に移乗介助することがテーマです。
対象となる方が、座位姿勢の保持が不安定であったり、手足などに触れることに痛みを感じられるような場合、1人の介助者では危険がともないます。
2人の介助者が前方と後方に分かれた役割をもち、不安定な座位姿勢の状態でも、安心して移乗介助が行えます。
この介助方法は在宅介護の場面だけでなく、施設などで重い介護を必要とする方でも、安全に移乗介助できる方法です。
これまでの、その1(移乗環境の準備編)、その2(座位安定の方の1人介助編)と合わせてご覧いただければ、よりご理解が深まると思います。