介護の知識
ティルト・リクライニング車いす上での座り直し介助
この動画は、ティルト・リクライニング車いす上で、すべり座りになられたご利用者の「座り直し介助の方法」について説明しています。
2人介助で、従来のように無理に持ち上げたり、後方へ引きずるような介助ではなく、「スライディングシート」を用いて、滑るように
座り直しの介助を行います。
もう一度背上げをして、同時に背抜きや脚抜きも行うと、皮膚にも優しく、苦痛なく座っていることが出来ます。
身体が何度もすべり座りになられる場合には、車いす自体がご利用者の身体と合っていないことが考えられます。
その場合には、座面クッションや足台の高さ、背もたれの形状や肘置きの高さなどを再調整する知識が必要です。
車いすの調整方法などについては、今後、「車いすシーティング編」にてお伝えして行きます。