10月末から11月上旬にかけての10日間、看護系の学校から学生さんが実習に来られました。
これまでも看護体験や研修等で1～2日間の受け入れはありましたが、学校からの依頼を受けて
初めてカリキュラムの一環である臨地実習施設となりました。

学生さんもコロナ渦で医療現場への実習をあまりされていないとの事で、お互い少し緊張しながらのスタート。
在宅看護の目的や特徴、病院での看護との違いを伝え、いざ同行訪問へ。10日間で7名のご利用者さまを訪問。
そのうち1名を受け持ち、期間を通して連続訪問されました。

体温・血圧の測定や薬の管理、病状観察、屋外歩行の見守りなど実習なので限られた範囲でのケアでしたが、
ぎこちなかったコミュニケーションも次第にご利用者さまごとに柔軟にお話しをされ、ご自宅で療養される
メリットや注意点などを感じられたようでした。

「病院医療から在宅医療へつなげるアセスメントができるようになりたい」「在宅看護は楽しかった」と
言っていただけて、在宅看護ってやっぱり素敵！！と職員も初心に返り大変勉強になりました。

在宅医療のニーズが高まりつつある今、訪問看護師として学びの場を提供させていただけることは大変ありがたく、
より一層努力し継続して未来の看護師の力になれればとスタッフ一同、気を引き締めることができました。