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NO MORE 傷跡

2023/05/24 スマイルBlog

「うちの子、よく傷を作って帰ってくるんです~。治ったと思ったら、また次々と。」
「小学一年生やもんね。活発でなによりやん。」
「まぁ、ちょっとした傷やからそのうち治るやろうって、放ってるんですけどね。」
「傷によってはちゃんと処置しないとあかんで。跡が残ったり化膿することもあるし。
   私たちが子供の時とは治療法も変わってきてるねん。」

そう、小さな軽い傷でも正しい処置をし、受診が必要か見極める必要があります。
初期対応を含め、自宅での処置を確認しましょう。


以前は、傷は赤チン塗って乾燥させた方が良いと言われていましたが、
今は洗い流すだけ&乾燥させない湿潤療法なんです(えっ!!赤チン知らないですって⁈)

湿潤療法とは、傷口から出る透明な液体『浸出液』の働きによって治す方法です。
ハイドロコロイド素材の絆創膏を貼ることで、傷口にピッタリ密着して『浸出液』を傷口に留め
修復を早めることができます。また、「かさぶた」ができないので、傷跡も残りにくくなります。

初めは毎日貼り替え、浸出液が減ってきたら23日ごとに傷の様子を見ながら流水で洗浄し貼り替えます。
浸出液がなくなり薄い皮膚ができてきたら、通常の絆創膏に替えて保護します。

空気に触れさせず傷口に密着することが重要ですが、指先や関節、濡れてしまった場合など、
はがれやすくなりがちです。
そこで、湿潤療法の絆創膏通常の絆創膏を貼るコツをいくつか。
 

「少し値は張りますが子供用にハイドロコロイド絆創膏を常備することにしました。
   幼き頃できた私の膝の傷跡、湿潤療法があればツルピカ美脚だったのになぁ。。。。」

ちょうどフレッシュな傷ができてしまったお子さんがいるとの情報が!!

湿潤療法で処置されるようなので、治るまでの過程を今後のブログで報告していきますね。