事業所ニュース
とある訪問看護をのぞき見👀
みなさん、訪問看護とはどのようなサービスなのかご存知でしょうか?
自宅療養をされているご利用者さんのご自宅へ看護師がお伺いし、
健康状態の観察、服薬管理、リハビリなど療養生活のサポートをしています。
また、以前紹介した神の手を持つ理学療法士もご自宅へ訪問し、日常的に行う生活動作、寝返りや起き上がりなどの
動作を練習したり、関節拘縮のある方にはポジショニングと体位変換のアドバイスをしたりも。
さてさて今回は、とあるご利用者さんへ訪問する看護師の様子をご紹介していきたいと思います。
まずは出発前に、ご利用者さんの前回訪問時の看護記録を見返し情報収集。
情報共有や確認は最重要です。
この季節、水分補給と日よけ対策も大事。
準備ができたらいざ愛車🚲に乗って出発です。
「こんにちは~。ぱあとなあずで~す。」
ご利用者さん 「こんにちは。看護師さんやね。どうぞ入ってください。」
「どうですか、お変わりありませんか?」
お食事が食べられているか、睡眠や服薬、排便の状況などなど、お話をしながら
いつもと異なる様子がないか、調子が良くないところがないかcheckします。
そして、血圧・酸素濃度・脈拍・体温の測定し、タブレットに記録。
この日は、昨夜ちょっと寝付けなかったようでしたが、いつもとお変わりないようです。
体調についてお話を伺った後は、ご利用者さんの体調に合わせて、
リハビリとして軽い体操や一緒にお薬カレンダーにセットしたり、脳トレをしたりと
看護師も共に楽しみながら取り組んでいます。
この他にも、ご利用者さんの状態に合わせて、清拭、入浴介助、おむつ交換、ストーマ交換、
バルン交換、インスリンなどの皮下注射などなど、看護内容は多岐にわたります。
この間30分と短い時間ですが、実は、体調だけでなく賞味期限切れの食べ物や
詐欺・押売りなどの異変がないかも、さりげなく確認したり目を向けています👀。「今日は調子よくて良かったです。
暑くなってきてるから、窓開けたり、扇風機かけたりして調節してね。
食べ物、出しっぱなしも気を付けてくださいね。それでは、また来週きますね~。」
ステーションに戻ると、看護記録をまとめ関係者への伝達などを短時間で終えて、また次の訪問へ🚲。
こんな感じで、一日に3、4件ご利用者さんのお宅へ伺っています。
毎回の訪問で、ご利用者さん皆さんがお変わりのない様子を拝見すると“ホッ”と安心します。
また、継続してお伺いしていると、子供の頃の思い出や好きな食べ物やテレビのことなど、
なるほど~というお話や楽しいお話をしてくださり、訪問看護を受け入れてくださっていることがうれしいですね。
年齢を重ねると体調を崩すことが多くなります。
また、病気や事故などで自宅療養することになった場合、ご本人やご家族だけでの対応には
不安や疲労が生まれがちです。そんな時には是非、訪問看護を頼ってみてはいかがでしょうか。
お近くの訪問看護ステーションや担当のケアマネジャー、主治医にご相談してみてくださいね。

~湿潤療法での経過観察~
腕の大きな擦り傷、ハイドロコロイド絆創膏を貼って処置。
あれから一ヵ月が経過し、こんな感じに!!