本日は、ヨガインストラクターでもあります介護保険事業所、ゴトウライフクリエーションの幸野佳奈様にご協力していただき、『介護者のための　こころ・カラダリラックスヨガ』教室を開催させていただきました。

 

認知症の支援に忘れてならないことは、認知症の方を介護しているご家族様、介護者の存在です。

 

介護保険サービスには、デイサービスやショートステイ等の利用といった、ご家族様のレスパイトとしての間接的なサービスはありますが、ご家族様を直接支援するサービスはありません。

 

もちろん、「認知症になっても、その人らしく暮らし続けることができる」は、誰もが望むべきものであることは言うまでもありせん。ただ、その想いを支えるご家族様にも、支える人がいなければ、想いはキレイごとで終わってしまうのではないでしょうか。

 

人は、笑いたいから笑えるのではなく、優しくしたいから優しくできるのではなく、そこには笑う〝余裕″があるから、優しくできる〝余白″があるから、笑えたり、他者に優しくできるのではないでしょうか？

 

介護における、その〝余裕″や〝余白″は、ご家族様だけで作れるものではなく、周りの支えがあって作り出せるものだと思っています。

 

1時間という短い時間ではありましたが、参加していただいた方が「私は頑張っている」「明日も頑張れるかな」・・・自己肯定できた、そう思える時間、明日への活力を作れたなら、微力ながら企画した私たちとして嬉しい限りです。

 

終了後、参加していただいた方から「また、お願いします」と言われたように、今後も介護者を支える取組みは続けていきたいと思います。