２０２０年度、コロナウィルスが猛威を振るう中、支援を待つ方に対し奮戦していたヘルパーが、不要な恐怖心を抱かず「正しく恐れる」ことで、必要な知識を伝え、必要な物品等を配布するために、紫竹地域包括支援センターの小林舞見センター長を中心に、紫竹圏域内の事業所が協力し『新型コロナウィルス感染からヘルパー（介護職）を守り、在宅療養者の在宅生活継続をサポートする会』を発足しました。

　「現場で最も困るのはヘルパーである」として、ヘルパーの不安軽減につながるよう、クラウドファンディングを活用して「感染予防グッズ」を準備し、ヘルパーへ配布したり、ZOOMを活用したスタンダードプリコーションの実演を実施したりしました。事業所間でのヘルパーや利用者様の感染情報や対応方法、苦慮したことを共有し、協力の重要性や、一事業所では対処が難しい内容に対し、地域での支えが必要なことを実感しました。

　今回の表彰は地域とのつながり、一人一人が現場のヘルパーのことを考え意見交換し、成し遂げられた結果です。継続して地域との連携を深め、今回の取り組みを全国へ発信していければと思います。