京都福祉サービス協会

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小規模多機能の特徴~馴染みの関係~

いつも(小規模多機能「やまの家(うち)」に併設する)コミュニティーカフェをご利用いただいているNさんは、電動のシニアカーに乗って来られます。カフェでは、ランチを食べることを目的にしておられますが、職員とおしゃべりすることも楽しみにしておられます。そのNさんが転倒されて、介護が必要な状態になられ、小規模多機能を利用されることになりました。

小規模多機能は、介護保険制度のサービスで、利用料金は月単位の定額となっています。そのため、サービスの利用が少ない方にとっては、費用負担だけを比べると、他のサービスを利用された方が負担は軽くなります。しかし、Nさんは、小規模多機能を選択されました。それは、その小規模多機能が、いつもコミュニティーカフェにランチを食べに来られている馴染みの場所であり、馴染みの職員がいるところだったからです。

「お世話になるならここしか考えられへん」と言ってくださいました。また、ご家族も「お父さんのことを良く知ってくれているここだから、安心して任せられる」と言っておられます。その後も転倒などで入院されることがありましたが、Nさんもご家族も「ここがあるから安心して、帰ってこようと思う。家で頑張れる。」と言われています。

私たち地域密着型サービスは、日々、何らかの形で地域の方とかかわり、できるかぎり関係づくりに努めて、介護が必要になられても、不安なく介護サービスを利用していただけるよう、また、住み慣れた地域で安心して暮らし続けていただけるよう支援しています。

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