事業所ニュース
「カフェいきいき」春便り ～「現代版・浦島太郎」を上演！！
「カフェいきいき」は、生まれ故郷の左京区岩倉で（故谷口政春様宅・元協会のご利用者でカフェいきいきの提唱者）再び活動を開始しています。年初めの１月のカフェでは、「浦島太郎」をアレンジした小芝居を上演しました。ベースとなる「浦島太郎」のストーリーの中に、高齢者の皆さんが特殊詐欺に騙されないよう啓発の意味を込めた内容を台本として組み入れました。台本を見ながらのドタバタ劇ですがYouTubeにアップしていますのでご笑覧いただけたら幸甚です。竜宮城等の背景図や観客向けセリフの字幕、大きなアンパンやキャッシュカード他の小道具、乙姫や魚達の楽しい衣装もスタッフが手作りました。おやつはおぜんざいでした。白玉は、誤嚥しにくいようにお豆腐と白玉粉を混ぜて作られています。
２月は『コラージュ俳句』です。
季語がなくても字余りや字足らずでも、何でもOKの自由俳句作りです。新聞紙や雑誌、旅行パンフレットなどから、俳句に使えそうな上の句と下の句（５～６文字）、中の句（７～８文字）の言葉をスタッフが切り抜いて、テーブルの上の箱に入れておきました。俳句には、皆さんのお気持ちが込められていて、力強かったり、ユーモアがあったりで、しなやかに言葉を繋げられるなあと感心します。発表時は笑い合って楽しいひとときになりました。 おやつは「プリン・ア・ラ・モード」。スタッフの自家製プリンに、皆さんそれぞれお好きな果物や生クリームを乗せられて、色とりどりの華やかなおやつでした。
３月は『缶バッジ作り』です。
利用者の方々やスタッフ達の名前を入れた缶バッジを作ります。最近100均ショップで『缶バッジキット』が評判ですが、品不足だし、完全手作業で難しい。おまけに手に接着剤がベタベタつきます。そのため、社会福祉協議会から缶バッジマシンを借りてきました。利用者の方々には、規定の用紙に色鉛筆やクレパスで絵と名前を描いていただき、スタッフがマシンでプレスして、あっという間に直径57ミリの缶バッジが出来上がりました。プリント模様の布を使う方もおられました。嘘みたいに綺麗に出来るので、ちょっと興奮してしまいました。皆さん、とても楽しそうでした。
次は歌の時間です。毎回数曲みんなで合唱するのですが、今回は童謡2曲歌った後、パートナーソング2曲歌いました。パートナーソングというのは、異なる２曲を同時に歌い、最後は同時にピタッと終わる歌のことです。今回は2組に分かれて、『春が来た 』vs 『雪』、続いて『浦島太郎 』vs 『うさぎとかめ』を歌い合いました。最初は声が小さくても、相手組に負けまいと、段々声が大きくなっていくのが面白いですね。
おやつは『お雛様パンケーキ』。手作り米粉パンケーキに、皆さんそれぞれが餡子と苺を乗せて、絞り袋の米粉カスタードクリームを絞ります。お雛様の形にしたものや中の具をクルッと巻いたものなど、なかなか個性的です。黄色っぽいカスタードが入った透明な絞り袋を、みんなで『マヨネーズ』と呼んでいると、利用者の方が「マヨネーズって甘いんですね。初めて知りました」とジョークを言われて、皆で大笑いしました。和やかなひと時が過ぎていきました。
次回のカフェは ５月１９日（日）１０時～開催予定です。個別相談は随時受け付けていますのでお気軽にご相談ください。
【連絡・相談先】高野事務所
