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これからも寄り添える「場」を創っていきます ~認知症カフェいきいき10周年記念行事「昭和を歌う」~
2024/12/06
スマイルBlog
2014年にスタートした「カフェいきいき」は、この10月で丸10年を迎えました。これまでに延べ2500名以上の方々に参加していただきました。共に何気兼ねなく語らい、共に活動を楽しみ、お茶お菓子をいただいて笑顔の花を咲かせてきました。今回10周年を記念して、11月24日(日)高野事務所会議室で、中山雪奈さんとギタリスト岡部あきらさんをお迎えして「昭和の歌」コンサートを開催しました。「昭和の歌」は毎回のカフェの歌の時間に一曲づつ歌ってきました。当日は、ご利用者・ご家族をはじめ、これまで関わってくれてたヘルパーさん・地域の方々、職員さん等々53名の方に参加していただきました。
歌うのは、中山ユキナさん、ギター伴奏は岡部あきらさんです。
前半は6曲歌われて、『京都慕情』(懐かしいですね^ ^)で始まり、『愛の賛歌』にうっとりし、『東京ブギウギ』で盛り上がり、最後の『テネシーワルツ』のいい感じでお菓子休憩に入りました。
後半は『私の青空』など外国の歌を2曲、沖縄の子守唄『童神』は、「夏川りみさんのより良かったよね」という感想もある程に聞き惚れました。宮沢賢治作詞・作曲の『星めぐりの歌』で心洗われ、後半のラスト曲『手紙〜拝啓十五の君へ〜』、アンコール曲の『糸』とユキナさんのオリジナル曲『種』の3曲は、心に沁み入り感動しました。声量のある心地よいお声で歌い上げる歌と優しいギターの音色は、皆さんの心に十分届いておりました。素敵なコンサートでした。
最初は認知症の方を在宅で介護している家族の方々の、相談を受けることから始まり、あっという間に十年過ぎてしまいました。課題は多々ありますが、これからも「誰もが認知症になっても、寄り添い助け合っていける場」を皆さんと共に創っていきたいと思います。
下記のURLをクリックしてコンサートの一部をお楽しみください。