今日は伏見区の「訪問介護サービスかずサポート竹田」様に所属されている介護職員の方を対象に介護技術研修を実施させていただきました。毎年、介護職員のスキルアップ・介護技術の向上を目的とした「定期外部集合研修」として当センターで担当させていただいており、今年で３年目となります。

今回は『身体に関する基礎知識とエビデンスに基づく介護技術』を研修テーマに、骨格模型を使って骨・関節・筋肉の成り立ちから高齢者の身体の変化について話をさせていただきました。

介護技術については仰臥位（あお向け）での身体の部分（肩甲骨部、仙骨部、踵部）にかかる体圧を測定しながら筋肉の緊張を観察しました。 その後ポジショニングクッションで下肢全体を支えたときに緊張がほぐれた状態をお一人ずつ体験していただきました。

受講者からは「他職種と関わる上で身体の基礎知識は今後必要な知識だと痛感しました」「筋緊張がクッション一つでこんなにほぐれるのかと驚きました」などの感想をいただきました。体験を通じて自身の身体で感じたことをこれからの訪問介護業務で活用していただけたらと思います。

当センターでは、訪問介護事業所や施設の介護職員様を対象とした介護実技等に関する（出張）研修も積極的に行っています。ご要望をお聞きしながら研修プランをご提案させていただきますので、ご関心をお持ちの事業所様はお気軽に当センターまでご相談ください。