2月12日（火）京都社会福祉会館にて、株式会社きらめき介護塾 代表取締役 渡辺 哲弘先生を講師としてお招きし、一般公開講座を開催しました。

　講演では、クイズやゲームで「認知症の人の心」にある不安な気持ちに近づいてみる体験がありました。その体験から認知症の人にどのような接し方が大切なのか、たくさんのことを学びました。

　人が行動する時、脳はどのような働きをしているのか、図を用いてわかりやすい解説がありました。認知症の人の行動では、その時その時で、どのような脳の働きがあるのか理解することができたので、これからはどのように関わっていけばよいのか、たくさんのヒントを得ました。

　周りの人の関わり方次第で、認知症の進行を遅らせることができることを学びました。その関わり方とは、プライドを傷つけない、出来ることを大切すること、です。ある受講者の方から「今日から認知症の母への関わり方に活かしてみよう」との声がありました。

　会場の収容定員に近づく受講者数でした。講演後、渡辺先生の書籍を販売しました。受講者数を上回る数の書籍が販売されました。

　当法人の一般公開講座は、一般市民の方にとって身近な介護・福祉に関するテーマに年１回無料で開催しています。一般市民の方だけでなく、介護・福祉・医療従事者等の専門職の方も数多く受講され、当法人の毎年の恒例行事として好評を得ています。

　来年度以降も一般公開講座を開催する予定です。今、ご覧になっている当法人のホームページでご案内いたしますので、定期的にホームページをご覧になっていただければ、嬉しい限りです。