高野事務所が主催している「認知症カフェいきいき」は、コロナ感染症の影響で３月より開催が出来ない状況になっています。そこで、参加していただいている当事者・家族の方々に少しでもカフェとのつながりを「蜜」に感じていただき、パワーを受け取っていただけたらとの思いを形にしようと、スタッフの皆が相互にメールで連絡を取り合い、役割を決めて手作りのマスクと飴玉を作り、当事者・家族の方々に届けました。

　メールのタイトルは「カフェいきいき・わわわ～三密をしのぐ三つのわ」。共有されるメールの「話」が日々の「和」につながり、やがて大きな行動の「輪」になっていきました。コロナ禍の下で、直接に出会えない一人ひとりの気持ちだったものが、メールを通して皆で共有されることで大きな力となり行動となったことは、大きな収穫でした。

　なお、この取り組みについては、５月２９日（金）京都新聞の朝刊「関係＜密＞にできることを～７００万人時代・認知症とともに生きる」に掲載されました。記事の内容は下記のウエブサイトでご覧になれます。

https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/261103