高野事務所が実施しています「いきいきカフェ」は、今年度に入りましても、緊急事態宣言等の影響により、開催できたりできなかったりと、その時々の状況で開催を判断しています。そんな中、7月18日（日）は、まん延防止措置が解除されたことを受け、ご利用者の方々やスタッフの日ごろの窮屈な日常を少しでも音楽で癒していただこうと、（昨年のバイオリンコンサートに続き）ピアノの演奏会を企画しました。

演奏を快く引き受けて下さったのは、京都福祉サービス協会のヘルパー会議でも　演奏してくださっています、牲川旬也（にえかわ　しゅんや）さんです。牲川さんは大阪音楽大学を修了され数々のコンクールを受賞されているピアニストです。

当日は、参加を希望される方が多く、一度にたくさんの方が集まりすぎないように、2回に分けて開催することになりました。　　（消毒はもちろん、演奏曲のテーマが変わるごとに換気タイムを設けました。）

演奏内容は、クラッシックの名曲～懐かしの唱歌や美空ひばりの名曲など、幅広く演奏してくださいました。しっとりとした落ち着いた雰囲気～心がわき踊るような激しい演奏もあり、普段はあまり笑顔が見られない方も、うっとりとした表情を見せて下さり、手や足で音を表現してくださる様子がたくさん見られ、音楽が心に訴える素晴らしさを改めて感じました。

牲川さんからも、「（今回の演奏会を通して）演奏会に足を運んでくださる方々のために、最大限の力を尽くすという姿勢をしっかりと持ち…、また精進してまいります」との言葉をいただきました。

スタッフ一同、牲川さんに負けず、ご利用者の皆様や地域の方々へのサポートを今後も継続して真摯に向き合っていきたいと強く感じました。