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日輪の溢るるしずく猫柳
2022/04/08
スマイルBlog
再び、おなじみの高野事務所のご利用者Mさんの作品(標題に掲載)です。今回も京都新聞の文芸欄に掲載されましたので皆さんにご紹介させていただきます。この作品も春の淡い光ある風景を見事に表現されています。
「溢るるしずく」光が空気中に浮遊する微細な水滴に屈折して、まるで猫柳にシャワーを浴びせているかのような情景が目に浮かびます。それはまだ冷たい朝の光でしょうか。その光に照らされた花穂が、眩いほどに銀白色の輝きを放っています。眺めているとそっと触れてみたくなるようなやわらかい羽毛のかたまり。風に小さく揺れてピンクの地肌が透けて見えます。一つひとつの花穂たちが春を待ちわびていたかのように、喜び合っているようですね。
Mさんの昨年春の作品は下のURLをクリックしていただけるとご覧になれます。https://www.kyoto-fukushi.org/office/news/6336/ この作品も光あふれる俳句です。Mさんの表現される光は私たちの気持ちも穏やかに温かく包み込んでくれます。いつもありがとうございます。
他の作品もご覧になりたい方はこちらをどうぞ。https://www.kyoto-fukushi.org/office/news/7112/